2019年技術部署ブログ納め!その1

 

 

こんばんは!年末いかがお過ごしでしょうか。

2020年になってから読んでいる方はあけましておめでとうございます。

今年度最後に、今までやったきたことを何かしらブログという形で

残したいな〜〜と思いつつも、今日まで延ばしてしまいました。。

 

今日まで映像技術部でオペをしてきて、話せることあるよ!っていう

部署員が何人か思想を語ってくれます。参考になると思うので是非〜〜

 

 

①同録編集のポイント(小滝)(帰省中にもかかわらずありがとう!)

画を切り替えるタイミングとして気にしているのは、音・振り付け・照明です。


音と振り付けに関しては結構オーダーで書いてあったりもするけど、照明に関しては実際にみてみて初めてわかる部分がほとんどなので、特に気をつけています。


音に関しては、拍に合わせるっていうのはもちろん、なにか特徴的な音がするところでその音に合わせたカメラワークを考えてみたりします。例えば、爆発音がしたらキメをしてみたり、ふわ〜って感じの音だったらカメラをふわっと動かす指定にしたりとか。


振り付けに関しては、演者さんがどこを1番見せたいかを考えます。隊形なのか、上半身の振り付けなのか、表情なのか、オーダーシートとかも見つつ、画のバランスが偏りすぎないようにします。


照明に関しては、1番同録の見やすさに直結すると思うので特に編集では気をつけます。特に気をつけるのは、明るさと照明が変わるタイミングです。照明も音楽の拍に合わせて切り替えられることが多いと思いますが、画も拍に合わせて一緒に切り替えると、その前までは暗かったのにいきなり明るくなるみたいな現象が起きて、そのタイミングでカメラ画も例えば寄りから引きとかに変わると目が疲れる感じが個人的にします(伝わってほしい笑)。だから、照明が派手に切り替わるタイミングは同じカメラ画を使ったり、照明が切り替わる少し前から切り替えたりして、できるだけ目が疲れないようにできたらいいなと意識してます。

 

 

②EF編集のこだわり(わかめ)


この同録でこだわったポイントは3つ!

 

1、山場のカメラワークから考える

このOasisさんの「グランドエスケープ」を観た時、やはりサビの部分が皆さん鳥肌ポイントなのではないでしょうか。

私はそこでスピード感のあるレールカメラを使いたいなと考えました。

ではよりその瞬間で効果的にレールカメラを映えさせるにはどうしたら良いか、と考えて、私はあえてサビまでレールを使わないようにしました。

 

サビの前にレールを多用すると意外性?が薄れるかなって思ったので、サビで切り札を使う感覚で温存しておきました!うきょうくんのカメラ最高でした

 

2、曲調を考える

この「グランドエスケープ」は、最初は静かでゆっくりで、だんだん加速していってバーーンみたいな曲だと感じたので、

序盤はmixを使ったりあまり切り替えないようにしたりで、後半になるにつれ切り替える数を増やしたり、スピード感のあるカメラワークにしました。

カメラ員に気持ちが伝わったのか、ズームスピードがみんないい感じでした。

 

また、0:55の「もう少しで運命の向こう」でクレーンカメラ使ったのも曲からのインスピレーションで考えました。とにかくカメラワークを考える上で曲調を大事にしました。

 

3、各素材をよく見る

序盤の手追う動き(0:23)とか、袖カメが手元撮ってくれてたところ(0:53)は、各素材を全部見た上で採用されました。

ボワ〜っと照明が点く瞬間はFIXにしてみたり、一番綺麗に見える素材をつなげていきました。

 

 

以上!EF楽しかったな!!

続きはまた次の記事で。