早稲田祭ブログ ①指定の覚え方!

 

みなさんこんにちは!2年の住友日和理といいます(^^)

早稲田祭まであと少しですねー!

去年先輩が書いてたブログを見ていたあの頃から1年経ったのかーと思うとなんだか感慨深いです、、、。

放っておくと前置きだけで終わってしまうので本題に移ります!!笑

 

今回わたしは「指定の意義と効率的な覚え方」というテーマで主に指定についてお話しできればなーと思っています!

最後までお付き合いください♪

 

 

1、そもそも指定ってなんであるの?

 

もしかしたらすでにSWから指定動画投げられてる人もいるかもしれませんね!この早稲田祭で初めて目にする人も多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

これが指定動画です!!各カメラに色が割り振られていて、その枠と同じカメラの動かし方をします。

 

さて、本題に戻ります。指定はなぜあるのでしょうか。指定の意義とは主に2つあると私は思っています。

 

【その1. 団体さんからのオーダー】

 

SWは出演団体さんからオーダーシートというものを受け取ります。このオーダーシートには団体さんから「この振りのときはこの人を映してほしい!」とか「この動きのときは全体を映してほしい!」などの要望が書かれています。SWはこの要望を覚えて、本番のスイッチングではその振りのときに要望に沿った画を選択します。

 

しかし!もしその瞬間にどのカメラもオーダーに沿った画を撮れていなかったらどうなるでしょうか?もちろんSWは要望通りのスイッチングをすることができません。だから指定動画であらかじめ担当カメラを決めておいて本番そのカメラを選択すればオーダー通りになるようにしておくのです!

 

私たちが行なっているメイン演出や同録はあくまで団体さんのご要望が最優先です。指定を逃すということは、団体さんのご要望に添えなくなってしまうということだけは忘れないようにしましょう。カメラシフトを与えられるということは実はそれくらい重大なことを任されているんですねー。

 

【その2. SWの思考的指定】

 

団体さんにも寄りますが、指定のだいたい7割強がSWからの要望です。(SWによって個人差があるので一概的には言えませんが笑)

 

SWは、指定動画をあげる前に何回も何回も練習動画を見てこの動きのときはどのカメラのどんな画角、どんなカメラワークがきれいかを考えます。その考えた、いわばスイッチングのプランをカメラ員にも共有します。これが指定という形でカメラ員に届けられるのです。当日インカムで「いま3カメ寄ってってー」と言われても、もしマックス寄りのときだったらできませんよね?だからあらかじめSWとカメラ員の間に共通認識を持っておくんです!

 

つまり、指定を逃してしまうとSWのプランを全狂わせさせてしまうんですねー。恐ろしい、、、。

 

 

さあ!ここまでどうして指定が存在するのかという意義についてダラダラとしゃべってきました。

どうですか??少し覚える気になってきましたか??笑

逆にプレッシャーをかけてる気もしないでもないですが笑

 

SWはカメラ台数分、というかパフォーマンス全部の振りを頭に入れて「ここはこのカメラを使う」と覚えてからオペに臨むんですからそんな負担に比べたらねえ、、、?笑

 

とは言われても暗記苦手な方とか指定全然覚えられないという方いると思います。私も現にそうでした。だから安心してください!今から色んな人の覚え方を紹介しちゃいます!自分にあった覚え方見つけてみてくださいね☆

 

 

2、自分に合った覚え方を知ろう

 

まず大前提として、どんな覚え方を選ぶにしても「指定動画を何回も何回も見ること」は全員マストで行ってください。なんだかんだ言ってやっぱ見ることが1番大事です。指定が重い外仕事に入ると、本番直前までみんなずーーーーっと指定動画見てます。まあつまり見なきゃはじまんないってことですね。早稲祭までの期間ぜひいっぱい見てしっかり覚えましょう。

 

さあ前提をお話ししたところで、私が今までやってる人を見た覚え方を紹介しますね!

 

【その1. アナログこそ正義!必勝カンペ方】

 

私は毎回このやり方です笑

 

自分の指定の箇所をひたすら紙に書くという戦法です。紙にはどんなカメラの動かし方をするのか、その直前の隊形や特徴的な振り、曲の歌詞などを書いておくと良いです。ここでポイントとなるのが、紙に書いてある文言を見ただけで自分の頭の中に指定動画のその箇所がパッと思い浮かぶかどうかです。知らない曲だったら歌詞を知らないかもしれませんが、自分が聞こえた通りに書けばいいんです!きっと本番の自分にも同じように聞こえますよ!自分さえ分かればそのカンペは正しいカンペです。

 

私が今まで見た中で最強のカンペはとある先輩のカンペなのですが、隊形が細かく図で記されていて他人が見てもわかるくらいきれいでした。時間に余裕がある人はステージの見取り図的なものまでカンペに書いておくと最高だと思います!

 

このアナログカンペの欠点は紙を無くしたらおしまいということです。私は過去4回はカンペ無くしました笑

 

ちなみに実は去年の早稲祭も1日目でなくしましたのでみなさんはくれぐれも気を付けてください。私ももう絶対無くしません!!多分、、、

 

【その2.デジタルにいく!快勝スマホ法】

 

みなさんが毎日欠かさず持っているデバイスを使用した覚え方です。最近こっちのやり方の人を多く見かけます。早稲際映像チーフはこっちのやり方してました笑

 

こちらのやり方では指定動画の自分の指定部分をスクショしてメモ機能にカンペを作っていくというやり方です。見ただけでパッと指定動画が頭の中に蘇ってきてすごく分かりやすいですよね!!

 

こちらも先ほどと同様に直前の動きとか曲の歌詞を書いておくといいと思います。こちらの欠点は、カメラ位置につくとスマホをいじれないのでオペ直前に指定を確認できないということですね。それまでに完璧にしておきましょう!

 

 

3、さいごに

 

さあ!これでどんな人でも指定覚えられますね。前にも述べましたが、一番大事なのは動画をとにっかく見ることです!!あとはどうしてSWはここを指定してきたのか考えると分かりやすいと思いますよ。とある先輩に私は去年指定動画を1日に3回は絶対見ろと言われました。今からでも間に合います。見ましょう指定動画。見まくれば自分の指定以外も自然と頭に入ってくるし、隊形移動も知らない間にわかるようになっているのでオペが何百倍もやりやすくなりますよ!!

 

わからない箇所、ここはこうやって撮りたいとかあればSWに相談してみるといいですね!

自由にオペできるところが他パートにはない映像の魅力です♪

パート員全員で最高のオペにしましょう!

 

 

最後までお付き合いありがとうございましたー!

それではまたどこかで☆